中国の名監督チャン・イーモウ（張芸謀）とボーイズグループ「EXO」の華人メンバーで、歌手・俳優のレイ（チャン・イーシン、張芸興）によるコラボレーションコンサートが10月上旬に北京市内にある「鳥の巣」こと国家体育館で開催されると報じられた。

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映画だけでなく、壮大な野外ショーやステージ演出でも定評のあるチャン・イーモウ監督はこれまで2008年の夏季オリンピック、22年の冬季オリンピックの開・閉会式の演出の総監督を担当。他にオペラ「トゥーランドット」、中国国立バレエ団のバレエ「赤いランタン～紅夢～」、マカオ新レジデントショー「Macau 2049（マカオ2049）」などの舞台演出を担当し、好評を博してきた。

一方でレイは近年、伝統的な中国音楽と西洋のポップミュージックをブレンドしたミックス・マンダリン・ポップ（略称M-POP）という独自スタイルを確立し、若者から熱い支持を集めている。

情報によると、今回のコラボは京劇、二胡、嗩吶（スオナ）などの伝統音楽とM-POPを融合した新しい文化体験を届けるとのことだ。ステージには多くの先端技術が投入され、「映画のような絵世界＋コンサート」「伝統音楽＋現代のポップカルチャー」の相乗効果が期待されている。

10月上旬開催となっている本コンサートのチケットは、最安値の380元（約7850円）と最高値の1380元（約2万8500円）を含め、5段階の価格が設けられている。

名監督と人気歌手のコラボで実現される豪華演出に、ファンから「たくさんの文化要素が詰まっていて期待が高まる」「実力者同士の提携で実現される超ド級のコンサート」「視覚と聴覚の盛宴に間違いない」「鳥の巣で会おう」などの書き込みが殺到した。（翻訳・編集/RR）