NHK元外部スタッフの中国人「歴史を反省してこそ未来がある」、日本で1100万円賠償命令―中国メディア

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1日、大河報は、NHKのラジオ国際放送の中国語ニュースで「釣魚島は中国の領土」などと原稿にない発言をした中国人外部スタッフに対し、日本の裁判所が1100万円の損害賠償支払いを命じたことを報じた。

2025年9月1日、中国メディアの大河報は、NHKのラジオ国際放送の中国語ニュースで「釣魚島は中国の領土」などと原稿にない発言をした中国人外部スタッフに対し、日本の裁判所が1100万円の損害賠償支払いを命じたことを報じた。

記事は、NHKのラジオ国際放送で中国語ニュースのアナウンスを担当した中国人外部スタッフが以前「釣魚島は中国の領土。南京大虐殺を忘れるな」と発言をしたことについて、東京地方裁判所が1日に1100万円の損害賠償を支払うよう命じたと紹介。元スタッフはすでに中国に帰国しており、現在は訴訟に反論する書面を提出していないと伝えている。

また、訴訟の中でNHK側が、元スタッフが原稿や日本の公的な立場とは異なる言論を発したことにより国内外におけるNHKの信用を著しくおとしめ、説明や謝罪を余儀なくされたと主張していると伝える一方、元スタッフが8月30日に中国のSNS・微博(ウェイボー)で「歴史に敵対するものは、虐殺者と同罪だ。歴史を反省してこそ、未来がある」と書き込んだことを紹介している。

この件について、中国のネットユーザーは「日本は中国に54億ドル(約8000億円)を賠償しろ」「NHKが1100万元(約2億2000万円)を賠償しろ」「(本人が)中国を出ない限り、この判決には意味がないだろう」「このスタッフは真の英雄だ」「NHK記者の中国入国を禁止せよ」「NHKで仕事をしている中国人はみんなこのスタッフに学ぶべき」といったコメントを残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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