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中国では1700万人超が「特殊ペット」を飼育しています。
中国では猫や犬などの伝統的なペットのほか、昆虫、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、獣類などの「特殊なペット」を飼う愛好家が増えています。これらの動物は「萌え」「クール」「珍しさ」などの特徴で多くのファンを獲得しています。「2025年中国ペット業界白書(消費報告)」によると、中国では1700万人以上が「特殊なペット」を飼育しており、市場規模は100億元(2000億円)近くに達したとのことです。
中国の一部のソーシャルメディアプラットフォームでは、多くの人が「特殊なペット」を販売したり飼育経験および鑑賞や楽しみ方の秘訣を共有したりしています。愛好家はネットを通じて「特殊なペット」を購入するだけでなく、一部では危険を冒してまでも海外からの外来種を「特殊なペット」として、違法に国内に持ち込む動きがあります。
今年5月、広東省の珠海拱北通関所が様々な種類の色が鮮やかな生きた小型カニ170匹を発見して押収しました。鑑定により、これらのカニはバンパイアクラブ(吸血鬼カニ)とも呼ばれる外来種のゲオサセルマ属と分かりました。
今年3月、深セン市福田通関所で、ある旅客が15匹の生きた爬虫類を体に隠して、国内に持ち込もうとしました。内訳は絶滅危惧種のカメレオン10匹、外来種のエリマキトカゲ4匹、コモチカナヘビ属1匹でした。
また、一部の悪質業者は海外で爬虫類や昆虫などの動物を買収して国内に密輸して販売しようとしていますが、そのうち絶滅危惧種に登録されたものも少なくありません。これは対象となる生物種の原生生息環境を大きく破壊するだけでなく、外来種が中国の自然生態に大きな危害を及ぼす可能性もあります。(提供/CRI)
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