江蘇省東海県のネイルチップの輸出が好調―中国

人民網日本語版    2025年5月25日(日) 21時30分

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江蘇省東海県のネイルチップの輸出が好調だ。

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江蘇省東海県は中国最大のハンドメイドネイルチップの生産拠点の一つで、今年に入り、トレーニングを受けた少数言語を話すことができるライブ配信パーソナリティーが世界の新興市場をどんどん開拓している。1~4月の東海県のネイルチップの売上高は前年同期比91%増の約50億元(約1000億円)に達し、うち輸出額が40%を占めた。人民日報が伝えた。

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「蘇新消費・サマーナイトライフ」第6回連雲港オンラインショッピングシーズンイベントである会社のライブ配信が人気を集めていた。この会社の陳智(チェン・ジー)総経理は、「当社にはライブ配信パーソナリティー約100人が所属しているが、スペイン語やポルトガル語を含む少数言語を話すことができるパーソナリティーが不足しているので、常時募集中だ。新興市場の売れ行きを見て、自信を高めている。世界にはもっと大きな市場がまだある」と意気込んでいる。

東海県ネイルチップ展示・販売体験センター

ライブ配信で、流暢なタイ語で商品についてしっかりとした説明をし、割引価格を提示する王曾曾さんは1日にパーソナリティーとして仕事を始め、あっという間にコツをつかみ、主に英国やタイのクライアントを対象に1日約5時間ライブ配信を行っている。

2024年に東海県で生産されたネイルチップ約8000万セットが35カ国・地域に輸出された。同県は近年、関連政策を打ち出し、トレーニングクラスを100回以上開設し、人材が活躍の場を得ることができるよう、後ろ盾となっている。

江蘇東海水晶産業発展集団の党委員会委員の張傑(ジャン・ジエ)さんは、「トータル産業チェーンをベースにしたネイルチップ人材育成を推し進めており、高等教育機関と協力して、デザイン系の人材を採用し、革新的な商品の開発に踏み込んで取り組んでいる。新興市場を開拓するためには、海外の人の心をつかむことができる商品が絶対に必要。中国伝統の『青花瓷』などをテーマにしたネイルチップは海外市場で人気を集めている」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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