2014年10月7日、韓国・朝鮮日報（中国語電子版）によると、中国の建国記念日「国慶節」の長期休暇で韓国を訪れた中国人旅行者が、タクシーに遠回りされる被害が続発していることが分かった。

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中国浙江省に住む女性は、国慶節で男友達と初めて韓国を訪れた。滞在は4日間。しかし、初日からひどい目にあったという。ソウル中心部の東大門で買い物をした後、近くの明洞（ミョンドン）に向かうためタクシーに乗ると、運転手はわざと遠回り。本来なら5000ウォン（約505円）程度の距離にもかかわらず、3万ウォン（約3033円）を請求された。「深夜で土地勘もなかったため、運転手を信じて乗車したがだまされた」と話す。韓国の空の玄関口、仁川国際空港でも同様の被害が続出している。

また、韓国を訪れる中国人観光客の間には「ショッピングのほかあまり魅力がない」ことも不満のようだ。仁川空港では大勢の中国人客がみられるが、韓国の観光地を回ろうという人は少ない。「韓国には買い物以外行くところ、することがない」という人も多い。香港もショッピング天国だが、美しい夜景や独特の雰囲気が楽しめる。韓国には特色がないのだ。「ドラマや映画の人気が落ちたら、韓流ブームは去るのではないか」という声も出ている。（翻訳・編集/AA）