「九龍ジェネリックロマンス」はテクノロジーと人間性の交錯を描いた作品―中国メディア

Record China    2025年5月21日(水) 23時0分

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16日、中国のポータルサイト・淘宝百科に、日本のアニメ「九龍ジェネリックロマンス」はテクノロジーと人間性の交錯を描いた作品だと紹介した記事が掲載された。写真は九龍ジェネリックロマンス。

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2025年5月16日、中国のポータルサイト・淘宝百科に、日本のアニメ九龍ジェネリックロマンス」はテクノロジーと人間性の交錯を描いたサスペンスSFラブストーリーだと紹介した記事が掲載された。

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記事は、 「『九龍ジェネリックロマンス』がついに放送開始され、ファンはサスペンス、SF、そして恋愛が融合したこの新たなアニメ作品を楽しめるようになった。香港映画に詳しい人や九龍を訪れたことのある人にとって、『九龍』という地名は非常になじみ深いものである。この地域は香港の中心地の一つであり、豊かな歴史と現代文化が交錯する象徴的な場所であり、そして同作の独特な舞台背景の要となっている」と説明した。

そして、「物語は虫の鳴く早朝から始まり、主人公・鯨井令子(くじらいれいこ)の日常は『ジェネリックテラ』によって一変する。これは人類の記憶をバックアップし、不老不死を実現できる技術とされ、九龍の上空に浮かび、レトロな街並みと鮮烈な対比を成している」と述べた。

続けて、「鯨井は不動産会社で働く、落ち着いた真面目な性格の女性である。一方、彼女の対照的な存在である工藤発(くどうはじめ)は、気ままでありながら強い芯を持つ男である。正反対の性格を持つ2人が出会い、次第に感情が交錯し、火花を散らしていく。物語の中で、工藤は鯨井を連れて夜の九龍を連れ歩く。2人の関係が深まるにつれ、鯨井の心に湧く工藤への好感が次第に強まっていくが、そんな中、鯨井は偶然にも彼女とそっくりな女性と工藤が写った一枚の古い写真を見つける。この謎が物語にさらなる緊張感をもたらす」とした。

「九龍ジェネリックロマンス」は、眉月じゅん氏の漫画を原作にアニメ化した作品。監督は岩崎良明氏、アニメーション制作はアルボアニメーションが手がけ、鯨井令子役には白石晴香、工藤発役には杉田智和がキャスティングされている。今年8月には実写映画化も予定されており、記事は「ファンたちの期待はますます高まっている」と言及した。

九龍ジェネリックロマンス

記事はまた、「同作は、サスペンス要素に加えて恋愛要素も取り入れられ、視聴者を未来技術と人間味が交差する都市へと誘う。レトロな手描きのアニメーションと巧妙に構成された音楽は、視聴者にまるで九龍の街角に立っているかのような臨場感を感じさせ、テクノロジーと伝統が交わる独特な雰囲気を醸し出している」と論じた。

さらに、「同作は、緻密なストーリーと繊細なキャラクター描写で多くの視聴者を惹きつけている。鯨井と工藤が謎に満ちた都市でどのように関係を進展させていくのか?。物語には予期せぬ展開が待ち受けているのか?。視聴者は物語を見ながら、自分なりの答えを見つけることができるかもしれない。現在、物語のさらなる展開を楽しみたい人は、各種配信プラットフォームで引き続きこのロマンティックでミステリアスな旅路を追うことができる」とした。

そして、「総じて『九龍ジェネリックロマンス』は、独特な世界観と深みのあるキャラクターによって、テクノロジーと人間性の交錯を描き出している。また、同作はただの視覚的な楽しみだけでなく、感情や考えを揺さぶるような深い体験へと誘う作品である。あなたは鯨井と工藤の物語にどんな感想を抱いただろうか?」と問い掛けた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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