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中国でロボット同伴ツアーという新しい旅行スタイルが台頭している。
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今年の「労働節(メーデー、5月1日)」に合わせた5連休に、湖南省双牌県の陽明山を訪れたツツジの花見客は新しい旅行スタイルを体験することになった。景勝地の入り口で、花の冠をかぶった人型ロボットと握手やハグをしたり、ロボット犬の「サイバー獅子舞」インタラクティブショーに参加したりすることもできた。中国新聞網が伝えた。
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「ツツジの花畑に隠れたロボットやロボット犬は、観光客と随時交流することができる。初めて人型ロボットを花畑ガイドとして導入し、大人気だ」と陽明山景勝地の責任者である肖二波(シャオ・アルボー)氏は語った。
多くのロボットが中国の景勝地に「勤務」しており、山登りを手伝ったり、写真撮影に付き添ったり、民族舞踊を踊ったりするものもあり、景勝地の目玉となるだけでなく、中国人の旅行体験を静かに変えつつある。
張家界宝峰湖景勝地では、「笨笨(ベンベン)」と名付けられた人型ロボットが民族衣装を着てステージで軽やかに舞い、観光客に手を振ってあいさつする。宝峰湖の民謡が歌われると、それに合わせてダンスを始める。
張家界旅遊集団の責任者の張堅持(ジャン・ジエンチー)氏は、「『笨笨』は他にも、入場係の仕事をサポートし、観光客に正確な乗車案内を提供し、景勝地のマスコットと連動してパフォーマンスを行うことも可能だ。ロボットが景勝地で勤務することで観光客に情緒的価値を提供し、テクノロジーのもたらす新しさと楽しさを存分に味わえる」と述べた。
湖南省のあるロボット会社の営業部マネージャーである郭強(グオ・チアン)氏は、「人型ロボットが観光客と交流し、ゲームをすることで、良い旅行体験が増える。当社はすでに景勝地から100台以上の人型ロボットの注文を受けている。温州、保定、銀川などの景勝地では、太極拳の剣舞、茶芸パフォーマンス、山登りの同伴などの機能を持つロボットが導入されている」と説明した。
郭氏は「ロボットが中国の景勝地に大量かつ集中的に進出し、文化観光サービスの高度化の触媒となっている。ロボットやロボット犬は上海のいくつかの古い街並みが残る町の配膳サービスにも登場しており、雲南省や江蘇省などの景勝地では、ロボットがライブコマースを行ったり、カフェの『店員』を務めたりしている」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/SC)
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