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香港メディアの香港01は4日、中国人女性が日本の地下鉄の暗黙のルールに不満を示したと報じた。資料写真。
香港メディアの香港01は4日、中国人女性が日本の地下鉄の暗黙のルールに不満を示したと報じた。
記事は、「日本は長年にわたり、中国や香港の人々にとって人気の旅行先となっているが、最近ある中国の女性が日本旅行後に『日本にはもう二度と来たくなくなった』とSNSに投稿し、物議を醸している」と伝えた。
記事によると、投稿者の女性は「(日本の)地下鉄にはルールが本当に多い。しかも、みんなきちんと明示されていない暗黙のルール。それができないとにらまれて、本当につらい」とし、乗客が多い車内でリュックサックを背負っていたところ近くにいた女性ににらまれ、その時は理由が分からずに戸惑ったものの、周囲を見渡しておそらく自分のリュックが通路を遮っていたことが原因なのだろうと気付いたことを報告した。
また、ペットボトルが何本か入ったビニール袋をスーツケースに乗せて出発し、その日は激しい雨が降り(荷物が多かったので)髪の毛がぐしゃぐしゃに乱れて、それに気付かずに電車に乗ったところ、周囲の日本人にじっと見られたと説明した上で、「自分が敏感すぎるだけかもしれないけど、日本では少しでもうまくできないとじろじろと見られる。日本は全体的に抑圧的で、私のような内向的な人間には合わない」とつづっている。
この投稿に、ネットユーザーからは「リュックを前に抱えて持つのはそういう意味があったのか。スリ対策かと思ってた」「リュックには気を付けた方が良い。満員電車でリュックを背負っていると、少し体を動かしただけで他人にぶつかり迷惑になる」「リュックは前に抱えて持った方が良い。乗り降りの時に邪魔になるから。スーツケースも倒して引くと他の人をつまづかせてしまうのでできれば立てたまま引いた方が良い」といった声が上がった。
一方で、「あなたは気にしすぎだよ。他の人は全然気にしてないと思うよ」「考えすぎ。日本人だってそこまで細かく守ってるわけじゃない」「私はそんなに気にならなかった。東京の人は他人が何してるかあまり気にしてない印象」「日本人が勝手に作ったルールのせいで気疲れすることはない。注意されたら本当にそういうマナーがあるかどうかを調べ、守るかどうか自分で判断すればいい。国際的なルールじゃないなら、知らなくても自分を責める必要はまったくない」といった意見も少なくなかったという。
このほか、混雑した車内でかばんを前に抱えて持つこと以外にも、「日本の地下鉄ではスマホをマナーモードにしなければいけない」「足を組んで座っていたらおじいさんに無理やり足を下ろされた」「エスカレーターでは右側(関西では左側)に立たないといけない」「車で道を譲ってもらったらハザードランプをたかないといけない」などの暗黙のルールを挙げるコメントも。あるユーザーは「電車の中で通話をしていたらおじさんにスマホをたたき落とされたことがある。日本に出張に行くたびに窒息感を覚える。華やかでにぎわっているはずなのに誰も話さず静まり返っているという奇妙さ」と投稿している。(翻訳・編集/北田)
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