中国人女性が無断でスマホ充電?日中ネット民が舌戦―中国メディア

Record China    2025年4月28日(月) 16時0分

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中国人向けセルフメディアの東京新青年は28日、奈良県の施設で中国人とみられる女性が無断でスマートフォンを充電したことをめぐり、日本と中国のネットユーザーが舌戦を繰り広げていると伝えた。

中国人向けセルフメディアの東京新青年は28日、日本の施設で中国人とみられる女性が無断でスマートフォンを充電したことをめぐり、日本と中国のネットユーザーが舌戦を繰り広げていると伝えた。

記事は、日本のあるインフルエンサーが先日、中国人とみられる女性が日本の施設内のコンセントに勝手にケーブルを差して充電していたと暴露し、「盗電(電気窃盗)は犯罪行為」などと非難したことを紹介。日本のネットユーザーからは「母国でも同じことをやっているのか?」「現行犯にならないのだろうか」といった声が上がる一方、当該インフルエンサーに対して「中国人への当たりが強い」「彼は特定の国籍の人だけをターゲットにしている」といった批判的な声も見られたとした。

また、この件について中国のネットユーザーからは「かわいそうな日本人。中国に携帯電話を充電しにおいでよ」「中国では、ほとんどの公共施設に充電できるコンセントが設置されていて、公共サービスの一環として提供されている。日本に行けるほど経済的余裕がある人が電気代を気にすることはなく、むしろ、このことは日本の公共サービスシステムに問題があることを浮き彫りにしている」「彼女の行為が不適切であるなら注意すればいい話。こんな小さなことで写真を撮ってSNSに上げる方がおかしい」などと主張する声が出ていると伝えた。

記事は、中国では街中の施設や店のコンセントで充電することに比較的寛容であることを説明し、「日本では本当にそんなに大ごとなのだろうか?」と提起した上で、過去に日本で無断充電が違法かどうかの議論が起こり、2010年には大阪でマンション共用部のコンセントから無断で電気を引いた男がわずか2円50銭程度の電力を盗用しただけで懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けたことを紹介。21年にも、福岡県で38歳の男がコンビニの外にあるコンセントを勝手に使用して逮捕される事案があったとし、「これらのケースは、たとえ金額が小さくても悪質であったり、被害者側が厳しく追及したりした場合には逮捕されるなど深刻な結果を招く可能性があることを示している」と強調した。

一方で、「当該インフルエンサーが中国人に対して特別な悪意を持っていることもまた明白である。彼は過去にもたびたび中国人観光客の写真を無断で撮影し、アップロードしている」と指摘した。また、「彼はかつて、たびたび迷惑行為をネタにネットで再生数を稼ぎ、日本人からも批判を浴びてきたが、昨年7月からはバズる秘訣を見つけた。中国人観光客をターゲットにし、見かけるたびにわざと挑発して怒らせるように仕向け、事実を歪曲して中国人を非難するよう、日本人を扇動している」と主張。「こうした手口は次第に看破され、在日中国人コミュニティーや日本人からも批判されるようになっている」と伝えた。

記事は、「どの国であっても、民族感情をあおって金もうけをする者は最後には大きな社会的反感と法的制裁を招くことになる」とし、「天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさず(天は広くて粗い網のように見えるが、悪事を逃がすことはない)である」と結んだ。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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