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中国の新エネルギー車ブランド、哪吒汽車(Neta)について、シンガポール進出から3カ月もたたないうちにひっそりと撤退するというニュースが流れた。写真は電気スポーツカー「Neta GT」。
シンガポール華字メディアの連合早報は27日、中国の新エネルギー車ブランド、哪吒汽車(Neta)について、「シンガポール進出から3カ月もたたないうちにひっそりと撤退するというニュースが流れた」と報じた。
哪吒汽車は今年1月のシンガポール・モーターショーに初参加し、Neta XとNeta Ayaの二つのモデルを発表した。
しかし哪吒汽車のシンガポール公式ディーラーであるエボロジーオートモービルは、予定されていた納車が行われなかったため、4月初めまでに哪吒汽車の国内唯一のショールームを閉鎖した。
哪吒汽車は昨年11月と今年1月にシンガポールで電気自動車(EV)2台を登録したが、これらはディーラーが購入した展示車両である可能性が高い。同ブランドはシンガポール・モーターショー初日に52台の注文を受けたと主張していたが、現在この情報の信ぴょう性を検証することは困難だ。
哪吒汽車は、2014年創業の合衆新能源汽車が18年に立ち上げた新エネルギー車ブランド。22年には年間販売台数が15万台を超え、中国で「造車新勢力」と呼ばれる新興メーカー群でトップに立っていた。合衆新能源汽車を巡っては、24年11月に資金繰りの悪化が表面化した。国内で苦戦する中、「命を救うわら」としてタイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールなどの東南アジア市場に活路を求めていた。(翻訳・編集/柳川)
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