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日本を旅行で訪れていたウクライナ人女性がホテルでの恐怖体験を明かし、物議を醸している。
日本を旅行で訪れていたウクライナ人女性がホテルでの恐怖体験を明かし、物議を醸している。三立新聞網やTVBS新聞網、民視新聞網など、大手台湾メディアがこぞって報じている。
報道によると、当事者のウクライナ人女性・ナタリーさんはこのほど、自身のインスタグラムアカウントで事の経緯を説明した。それによると、ナタリーさんは3月29日に東京の某有名ホテルチェーンにチェックインした。しかし、宿泊して2日目の午後7時半ごろに室内で異臭を感じたことから、ベッドの下を確認したところ、そこにアジア系の男がいて目が合ったという。
ナタリーさんは当時の状況について、「その男はベッドの下から出てきて、私を3秒間にらみつけました。その時、私の頭の中では『私を殺すつもりなのか、性暴力を加えるつもりなのか』と考えていました。そうしたら男が叫び声を上げ始めて、私はもう気が狂いそうでした」と説明。ナタリーさんが固まっていると、男は逃走していったという。
ナタリーさんが撮影した動画には、ホテルの部屋に警察官がやってきて部屋を調べる様子が映っている。ベッドの下からはUSBケーブルとモバイルバッテリーが見つかったといい、男は一定期間ベッドの下に潜んでいたとみられるという。ナタリーさんはすぐに別のホテルを予約して移動したが、それから3日間は眠ることができず、帰国した現在も恐怖で電気を消して寝ることができないという。
また、ナタリーさんはホテル側の対応について「消極的だった」と不満を漏らしている。ホテル側は3日分の宿泊料金こそ返金したものの、「なぜこのような事が起きたのか」との質問にははっきりと答えず。慰謝料として1600ドル(約23万円)の支払いを求めたが「規定にない」との理由で拒否された。また、防犯カメラの映像を確認させてほしいと伝えたものの、「廊下にはカメラは設置されていない」と告げられたといい、「ホテル側が責任を取らないことに失望した」としている。逃走した男は現在も見つかっていないとのこと。
民視新聞網の記事によると、台湾の旅行会社のマネージャー・陳健欽(チェン・ジエンチン)氏は「日本のホテルチェーンでは一般に電子カードキーが使用されている。こうした状況下で、ホテル側がこの問題に対して適切に対応しないのは正直言って不合理だ」との考えを示したという。(翻訳・編集/北田)
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