日本旅行での両親の振る舞いに「心が粉々」=中国ネット「一番ツラいやつ」「同情する」

Record China    2025年4月25日(金) 11時0分

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中国のSNS・小紅書に23日、「絶対に両親と日本旅行に行ってはいけない」と題する投稿があり、大きな反響があった。

中国のSNS・小紅書(RED)に23日、「絶対に両親と日本旅行に行ってはいけない」と題する投稿があり、大きな反響があった。

投稿者は30代の男性で、「初日からもう爆発しそうだ」と漏らしている。まず、出発地となった上海浦東国際空港での出国審査の際、母親は何度言っても身分証などをズボンのポケットの中に隠そうとしていた。男性が理由を聞いたところ「係員になくされそうだから」と返答したといい、男性はこの答えに「は?」と困惑したという。

また、両親は初めての海外渡航だったため有人ゲートに行く必要があった。ビザ情報はすべて男性のスマートフォンに入っていたため3人そろって行かなければならなかったが、事前に「離れないで」と伝えていたにもかかわらず父親の姿が見えなくなり、電話にも出なくなった。母親は母親で、普通話(標準語)を話せるにもかかわらず方言でまくしたてて係員を困惑させた。男性は当時の心の声として「??!」とつづっている。

飛行機の中では「ねえ、この飛行機なんか飛んでる感じがしないんだけど、事故になるんじゃないの?」と言い出し、男性は「おれが物理現象を説明してやらないといけないのか?」と思いつつ「余計なことは考えないで」となだめたほか、前列の別の乗客が物を落とすと母親がまた方言で大きな声で知らせて相手をぽかんとさせ、男性は「余計なことはせずに自分のことだけ気にしてて」と言い含めたという。

さらに、日本での入国審査では運よく中国語を話せる係員に当たったものの、「行ける」と思った母親がまたしても「方言の猛攻」で係員を困惑させ、男性はあきれながら「頼むからしゃべらないで、ちゃんと言うことを聞いてくれ」と懇願。電車に乗る際も改札の通り方が分からず駅員さんの世話になり、夕食の中華料理店では「このラーメンはしょっぱすぎる、食べない」「この餃子は油っぽすぎる、これもいらない」と言い出す始末。食後には父親がものすごい音で鼻をかみ、店員やほかの客の視線を集めたといい、男性は「食事中にそれをやるのは気持ち悪いから、軽くふく程度にするかトイレに行ってやってくれと何度も言っているのに…」と肩を落とした。

さらに、父親はせっかちな性分でごみはすぐに捨てないと気が済まず、男性が何度も「日本の街にはごみ箱が少ないからおれの袋に一時的に入れておいて、ホテルに帰った時にまとめて捨てるんだよ」と教えたものの、「道にごみ箱がないなんてありえない」と言い張り、ごみ箱を探して街をさまよったという。

男性は「もう私の心は粉々」とし、別の有名ブロガーが両親を連れて日本旅行に行った動画を見て感動していたが、実際に来てみた今は「頭の中がハテナだらけだ」とつづっている。

中国のネットユーザーからは「イライラするけど、どれも激怒するほどのことではない。一番ツラいやつだね」「これは確かにストレスがたまりそうだ」「きみに同情するよ」「読んで最初に思ったのは、あなたの将来のお嫁さんは大変そうってこと」「大きな音で鼻をかむのは絶対嫌。ごみの件も頭が痛いね。ほかは我慢できるけど」「ご両親はかなり頑固そうだね。自由な旅行ではなくツアー旅行の方がいいよ」「両親くらいの年代の人と行くならやっぱりツアー旅行の方が良い。彼らは“指導者”の言うことを聞くのに慣れてるから」といった声が上がった。

また、「(投稿の)タイトルがふさわしくない。あなたの両親限定でしょ」「私は両親がどんな人間か知ってるから、お互いのために一緒に海外旅行することは絶対にない」「うちの母親は逆に普段おかしいけど、旅先ではおとなしくしてる。慣れない土地だからだと思うけど」「幸いうちの両親はちゃんとしてくれた。2018年に一緒に日本旅行に行ったけど、何を食べてもどこに行っても文句ひとつ言わなかった。父は普段、生ものは食べないけど、おすし屋さんに連れて行ったら『来たからには試してみないと』と笑って食べてくれた」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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