中国生態環境部の関係部門担当者は23日の定例記者会見で、中国の原子力発電の規模は世界一となっており、全体として安全で制御可能な状態だと紹介しました。

中国大陸部の原子力発電ユニットの設備容量は現時点で既に1億1300万キロワットに達しており、総規模では世界第1位となっています。また長年の建設の結果、中国は既に世界最大規模の放射線環境モニタリングネットワークを完成させており、現在の核施設の放射線環境レベルは良好です。原子力発電所など重要な核施設の周囲16方向には、それぞれ100以上のモニタリング拠点が設けられています。これらの拠点には、大気中放射線環境自動モニタリングステーションの他、水、土壌、動植物などの環境サンプル採取拠点もあります。モニタリングデータで見ると、中国の放射線環境の質は長年にわたって良好な質を維持しているということです。（提供/CRI）