ティファニー・タン（唐嫣）とマーク・チャオ（趙又廷）が主演する中国ドラマ「独身女人」は夏季シーズンの配信が予想されている。

「独身女人」は昨年9月にクランクインした現代ドラマで、ティファニー・タンとマーク・チャオをはじめ、ウィリアム・フォン（馮紹峰）、チェン・ハオセン（陳昊森）らが出演。リウ・イーフェイ（劉亦菲）主演の昨年の人気ドラマ「玫瑰的故事」と同じく、香港の作家・亦舒（イーシュー）の同名小説を映像化する作品で、「30女の思うこと 〜上海女子物語〜」のチャン・シャオボー（張暁波）監督がメガホンを取り、「玫瑰的故事」に続くヒットが期待されている。

「独身女人」は今月に入り、浙江衛星テレビの2025年最新ラインナップにタイトルが登場したが、新たに動画配信サービス・騰訊視頻（テンセント）で今年7月の配信スタートが予想されている。

本格的な夏休みシーズンに入るこの時期には現在、ヤン・ズー（楊紫）とリー・シエン（李現）が主演し今年最初の人気作となった時代劇ドラマ「国色芳華」の続編「錦繡芳華」や、バイ・ルー（白鹿）とツォン・シュンシー（曾舜晞）主演のファンタジー時代劇「衡門有狐-臨江仙」といった話題作の配信も予想されている。

「玫瑰的故事」は女性の愛の変化と成長を描いているが、「独身女人」はより現実的な問題に焦点を当て、経済的に自立したキャリアウーマンの林展翹が人生のさまざまな段階で選択を求められ、自分なりの方法で答えを見つけていく物語。ティファニー・タンとマーク・チャオは2015年の中国アドベンチャー映画「ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説」以来、9年ぶりの共演を果たした。（Mathilda）