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上海地下鉄が利用客に対し「ベンチ(椅子)を車内に持ち込まないように」と改めて呼び掛けた。
上海地下鉄が利用客に対し「ベンチ(椅子)を車内に持ち込まないように」と改めて呼び掛けた。
上海地下鉄は22日、SNS公式アカウントで「上海地下鉄の一部の路線では移動距離が長いため、乗客が小型の折り畳み椅子を持ち込み、車内の空いているスペースに座る光景が時折見受けられます。確かに長時間の乗車は体力を消耗しますが、椅子の持ち込みは他のお客さまの通行を妨げたり、立つスペースを奪ったりする恐れがあります。また、揺れる車内では転倒や他のお客さまをつまずかせる危険性もあります」とし、「車内での折り畳み椅子の使用は推奨していません。すべてのお客さまの安全と快適な利用のために、互いに注意を促し合い、マナーを守ってご乗車ください。『ベンチ族』にならないように、ご協力をお願いします」と呼び掛けた。
上海では、地下鉄車内に小型の折り畳み椅子などを持ち込み、通路に置いて座る「板凳族(ベンチ族)」が問題になっている。地下鉄の運行会社はこうした行為を控えるようたびたび注意を呼び掛けており、昨年にもメディアで取り上げられて物議を醸したが、今回改めて呼び掛けられたことから、問題が思うように改善していないことがうかがえる。
中国のネットユーザーからは「11号線が一番深刻。ラッシュ時には立つのも困難なほど。取り締まってほしい」「まるで自宅のリビングかのように振る舞ってる」「広州の地下鉄にもこういう人たちがいる」「スーツケースを持って乗車してその上に座っていれば文句は言われない」「それでも持ち込むってことは、牛馬(社畜)たちは相当疲れてるんだ」「あれだけ長い路線でずっと立っているとなると、折り畳み椅子を持ち込みたくなる気持ちも分かる」「11号線は混みすぎ。線路を2本に増やしてくれないか」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
— 中国動画 (@RC00547555) April 22, 2025
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