中国時代劇ドラマ「雁回時」で人気が急上昇した女優チェン・ドゥリン（陳都霊）の最新作に女性主人公の時代劇ドラマ「楚后」が報じられた。

チェン・ドゥリンとシン・ユンライ（辛雲来）が主演の「雁回時」は3月に配信されて好評を博した。この作品をきっかけに、中国のSNS・微博（ウェイボー）ではチェン・ドゥリンのフォロワー数が43万人急増し、シン・ユンライも21万人増と、ドラマの反響の大きさを示している。

人気急上昇後の最新作が注目されるチェン・ドゥリンだが、11日にジュー・ジンイー（鞠婧禕）やツォン・シュンシー（曾舜晞）と共演のファンタジー時代劇「月鱗綺紀」がクランクアップ。これに続いて、古代国家の皇后の数奇な運命を描く「楚后」の撮影に入ると報じられた。

ニュースサイトの網易（Net Ease）などが「楚后」の共演者についてチェン・シンシュー（陳星旭）とジョウ・イーラン（周翊然）のどちらかが起用される可能性が高いと報じており、今後のキャスティング発表も注目される。

「楚后」は昨年5月、動画配信サービス・優酷（YOUKU）の新作リストに登場し、同年10月には国家広播電視総局が公布した最新ドラマの製作申請リストでタイトルが確認された。撮影に向けた準備はすでに完了しており、本格始動の待機中となっている。（Mathilda）