中国の俳優リー・イーフォン（李易峰）がタイのバンコクでソロライブ「緑海之約」を開催した。

リー・イーフォンは2022年9月、北京市公安局の発表により買春行為が明らかになったことで、芸能活動が封殺状態に追い込まれた。中国のSNS・微博（ウェイボー）では6000万人を超える数のフォロワーを抱えていたが、発覚後にはアカウントが直ちに抹消され、封殺は今年で3年目を迎える。

バンコクにあるインパクトアリーナで12日、ソロライブ「緑海之約」を開催。不祥事が発覚して以降、公式に芸能活動を行うのはこれが初めてとなり、現地のファンだけではなく中国からも大勢のファンが詰めかけ満席状態となった。このライブで不祥事について何度も謝罪し、応援を続けてきたファンに対して感謝の言葉を述べた。

タイメディアによると、今回のライブはチケット争奪戦となる人気を示し、当日は中華圏だけでなく、韓国や日本からも参加するファンの姿があったという。

リー・イーフォンは24年12月に東京で姿を目撃されており、海外で活動を行うための準備ではないかと報じられていた。また今月9日には、ライブ開催のためタイに向けて出発したスケジュールが、ウェイボーでトレンドランキング1位を獲得する注目の話題になった。（Mathilda）