中国の世界ジオパークが2カ所増え、世界トップをキープ

CRI online    2025年4月11日(金) 18時30分

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中国の世界ジオパークが2カ所増え、世界トップをキープしています。

中国国家林業草原局によりますと、現地時間10日午後11時(北京時間11日午前5時)、フランスのパリで開催された国連教育科学文化機関(ユネスコ)執行委員会第221回会議で、中国から推薦された青海カンブラと重慶雲陽の2カ所の候補地が正式にユネスコの世界ジオパークとして認定されました。中国の世界ジオパークはこれで計49カ所となり、総数で引き続き世界トップをキープしています。

カンブラ世界ジオパークは中国西部の青海省黄南チベット族自治州に位置し、総面積は3149.34平方キロメートルに及びます。青海チベット高原の北東端と中国の第1・第2段丘地形の移行地帯にまたがっています。

同パークには、三畳紀からジュラ紀にかけての地層構造とインドシナ期・燕山期のマグマ活動の記録が完全に残されています。特に隆務河の三畳紀深海堆積地層断面は進化の連続性を明確に示しており、国際地質学界で古代テチス海の海洋-大陸遷移を研究する上での「地質学教科書」と称されています。

雲陽世界ジオパークは中国南西部の重慶市雲陽県南部に位置し、総面積は1124.05平方キロメートルです。長江三峡ダムエリアの奥地にあり、中期ジュラ紀の恐竜化石群が主な特徴です。全長18.2キロメートルの「世界恐竜化石の長城」や世界最大のジュラ紀単体恐竜化石壁があり、アジアにおけるジュラ紀恐竜の進化プロセスを具現化するとともに、世界の恐竜進化の連鎖を補完する国際的にも重要な意義を持っています。(提供/CRI

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