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中国南西部の重慶市万州区の長江河畔で7日、金沙江上流-湖北±800キロボルト特別高圧直流送電プロジェクトの長江を跨ぐ作業が始まりました。
中国南西部の重慶市万州区の長江河畔で7日、金沙江上流-湖北±800キロボルト特別高圧直流送電プロジェクトの長江を跨ぐ作業が始まりました。現場では大型ドローンがガイドロープを搭載して長江南岸の鉄塔付近から離陸し、幅935メートルの川を越え、北岸の鉄塔に向かい安定して飛行しました。5分後、ドローンは正確かつ穏やかにガイドロープを対岸の鉄塔にいる作業員の手に渡し、両岸の鉄塔の「連結」に成功しました。これは中国南西地区で初めて特別高圧プロジェクトのロープ架設作業に大積載ドローンが使用されたもので、作業効率を大幅に高めることができました。
このプロジェクトでは、総延長129キロに及ぶ鉄塔266基を新設します。今回利用した長江横断用ドローンは、これまで電力網インフラ工事で使用されていたドローンとは異なり、85キロの荷物をつり上げることができ、最大積載重量は149.9キロと従来の送電線建設で使用されていたドローンの4倍の大きさで、最大速度は13.8メートル/秒です。今回採用された大積載ドローンは、重量物の積載飛行の速度と安定性を保証するとともに、水上航路の安全にも配慮しています。施工会社の重慶送変電によると、大積載ドローンによるロープの架設工事は1時間に4本の架設が可能で、安全を保障すると同時に施工プロセスを最適化します。また従来までの小積載ドローンに比べて、所要時間を30%以上短縮します。
このプロジェクトは年内に完成・稼働する予定で、稼働後は毎年約400億キロワット時の電力を華中地区に輸送することができ、電力の安定供給において重要な役割を果たすとみられています。(提供/CRI)
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