2025年4月2日、韓国・京畿日報は「韓国の医療サービスを利用する外国人が急増している」と伝えた。

記事によると、韓国保健福祉部は同日、24年に韓国を訪れた外国人患者の数は117万人で、前年（61万人）比約2倍（93．2％）増加したと発表した。外国人患者誘致事業が本格化した09年以降最多で、ここ16年間に韓国を訪れた外国人患者の数は505万人に達した。当該統計は韓国に居住していない外国人を対象としている。

国・地域別では日本・中国が全体の60．0％（70万2000人）を占め、米国が8．7％（10万2000人）、台湾が7．1％（8万3000人）で後に続いた。

国・地域別の患者の増加率は、日本が23年の18万7711人から24年は44万1112人に135％増え、中国が23年11万2135人から24年は26万641人に132．4％増えた。

診療科目別では皮膚科が70万5000人で全体の56．6％を占めて最も多く、後には整形外科（11．4％）、内科統合（10．0％）、検診センター（4．5％）が続いた。

保健福祉部関係者は、多くの外国人が韓国の皮膚科と整形外科を訪れている理由について「外国人の韓国コスメに対する高い好感度が影響している」と説明した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「外国人は口をそろえて『韓国の医療が最高』と言う」「外貨稼ぎは愛国だ」「韓国は医療と文化を基盤として、観光先進国に発展していこう」「最近は韓国ドラマと韓国アイドルの影響で日本人女性が韓国人女性化し、見分けがつかない」「だから韓国の医学部生はこぞって皮膚科医と整形外科医を目指すのか」「必須医療は崩壊して韓国国民は病気になってもすぐに治療を受けられない状況なのに、外国人美容皮膚科患者が増えたと喜んでいる場合なのか」「外国人の健康保険を10年以上の永住権保持者に限定するべきだ」などの声が寄せられた。（翻訳・編集/堂本）