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中国産グリーンメタノールが初の大量補給を実現しました。
中国上港集団エネルギー(上港エネルギー)傘下のメタノール燃料補給船「海港致遠」はこのほど、上海の洋山港第4期自動化埠頭で、韓国のエココンテナ船「HMMグリーン」のコンテナ荷役とメタノール燃料の補給作業を同時に実施しました。約2900トンのグリーンメタノールが補給される予定です。上海の洋山港で中国産グリーンメタノール燃料の補給作業が実施されたのは、今回が初めてで、同港が中国産グリーンメタノールの産業チェーン全体に対してサービスを提供できるとみられています。
今回補給されたのは、温室効果ガス(GHG)を70%削減できる中国産グリーンメタノールで、中国北部の内蒙古自治区で生産された後、陸路と海路を通じて上海港に運ばれたものです。
「海港致遠」は現在、中国で稼働中の最大規模のメタノール補給船です。2024年4月に上海の洋山港で、中国の他の港に先駆けて国際コンテナ船にグリーンメタノール燃料を補給してきました。今回がこれまでと異なるのは、補給量がより大きくて、中国産グリーンメタノールを使用しています。
これについて、上港エネルギーの執行董事で総経理の羅文斌氏は、「海運業のエネルギー構造転換と持続可能な発展のための『中国プラン』を提供した」と評価しました。
また、今回の補給作業において、上港エネルギーは一体化管理プラットフォームの協調的な優位性を活かし、埠頭・貯蔵・輸送・補給作業の全過程にわたるメタノールエネルギー供給システムを構築しており、各段階におけるシームレスな統合と効率的な運用を実現しました。さらに、上海税関に所属する洋山海関は、指定された貯蔵タンクに保税倉庫と輸出管理倉庫の機能を同時に持たせることで、エネルギーの流通プロセスを簡素化し、作業効率を著しく向上させました。次の段階で上港エネルギーは、産業チェーンの上流・下流企業との協同連携に取り組み、上海港をグローバル海運における「グリーンスタンド」にするために全力を尽くします。(提供/CRI)
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