中国で話題の「第4世代住宅」とは?

人民網日本語版    2025年4月2日(水) 8時30分

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中国で「第4世代住宅」というコンセプトが大きな話題となっている。

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「第4世代住宅」というコンセプトを聞いたことがあるだろうか?中国では最近、このコンセプトが大きな話題となっている。一部の地域や不動産デベロッパーはこれまであった住宅を「第1世代」「第2世代」「第3世代」に分けて定義し、全く新しいタイプの住宅を「第4世代住宅」と呼んでいる。では、それはどんな住宅なのだろうか?

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北京では今、「第4世代住宅」の建設が複数進んでいる。北京の西南四環にある「第4世代住宅」のモデルルームに足を運ぶと、バルコニーが非常に大きいというのが、その最も際立つ特徴であることが分かった。また、上部にはスキップフロアも設けられていて、その高さは6メートルに達する。入居者は、バルコニーに背の高い植物を植えて、庭園を造ることができる。これは、これまでの一般的な住宅とは大きく異なる点だ。人々はバルコニーで、運動や読書、レクリエーションなどを楽しむことができるほか、室内の環境にも新しい要素が取り入れられている。

また、「第4世代住宅」は、臨機応変に間取りなどをチェンジできる巧みなデザインが採用されている。例えば、収納型の仕切り壁を使うと、独立した客室を作り出して、プライベートな空間にできるほか、スペースの利用率を高めることもできる。


住居スペースのほか、「第4世代住宅」の多くは公共エリアにも革新的なデザインを採用し、「森林公園」を団地内に溶け込ませている。

では、どんな条件を満たせば「第4世代住宅」になるのだろうか?そして「第4世代住宅」は住民のどんなニーズを満たしているのだろうか?

現時点で、中国には「第4世代住宅」の統一された技術的規範や明確な定義はなく、各地がこのタイプのプロジェクトを多角的に模索している状態だ。「スカイガーデン」や「壁面緑化」などが一体となった住宅であることが多く、「都市の森林公園住宅」や「立体公園住宅」とも呼ばれている。従来の住宅と比べると、各住宅に独立したスカイガーデンや共有型の緑化スペースがあるほか、公共スペースが広く、住宅の質や居住体験がかなり高まっている。

また、多くの「第4世代住宅」の壁には環境に優しい材料が大量に採用されているほか、保温性の高い材料が使われている。さらに、グリーン建築技術も採用され、さまざまな角度から、住民が快適に、安心して住むことのできる環境を提供している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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