2025年3月31日、韓国・デジタルタイムズは「K-POPやドラマなど韓流人気に後押しされ、昨年は韓国コスメの対米輸出額がフランスを抜いて1位を記録した」と伝えた。

米ブルームバーグが米国際貿易委員会（USITC）の資料を基に報じた内容を引用したもの。昨年の対米輸出額は韓国が17億100万ドル（約2552億円）、フランスが12億6300万ドルとなっている。3位はカナダ（10億2200万ドル）で、イタリア、中国、メキシコ、英国、日本と続く。

韓国・食品医薬品安全処によると、昨年、米国を含む世界に輸出された韓国コスメは102億ドル（前年比20．6％増）で、初めて100億ドルを突破した。またブルームバーグは、韓国ブランドは米国と日本の輸入コスメ市場でそれぞれ約22％、約40％のシェアを確保していると伝えている。

これまで好調だった中国市場での消費が鈍化した韓国コスメだが、代わってTikTokなどSNSを使ったネット上の販促、コストコやamazonなどとの提携を通じ、米国内での販売に力を入れている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国のK-コスメ、素晴らしいな」「こういう明るく希望の持てるニュースをもっと見たいね」「さすが、高品質のK-生産品。もう中国に輸出しなくてもいいだろう」「中国を捨てて米国に集中したからいい結果が出たんだよ」などの声が寄せられている。

また、「トランプ子が化粧品に関税をかけそう」「コスパがいいから。フランスのコスメが特別、いい物なわけでもない」「価格の安い韓国化粧品は数十個、数百個売ってやっとランコムやエスティーローダー数個レベルの利益になるんじゃないの？」といったコメントも見られた。（翻訳・編集/麻江）