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27日、中国メディアの環球網は、中国で人型ロボット技術の研究開発が急速に進んでおり、今年以降は投資先として有望な産業となり得ると伝えた。
2025年3月27日、中国メディアの環球網は、中国で人型ロボット技術の研究開発が急速に進んでおり、今年以降は投資先として有望な産業となり得ると伝えた。
人型ロボットの研究と開発が加速するのに比例して、さまざまなタイプの人型ロボットが雨後のたけのこのように出現し、市場では投資のチャンスをうかがうほどの注目を集める産業になっている。中国の金融情報サービス大手の万得(ウインド)によると、人型ロボット関連の指数は1月7日から累計で43.14%上昇した。
宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)はこのほど、人型ロボット「G1」のパフォーマンス動画を公開し、動力系統や制御系統の卓越ぶりを見せた。また、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は今年人型ロボット「オプティマス」を5000台生産する計画で、すでに生産に必要なパーツを1万~1万2000台分確保していると発表した。
上場企業他社も人型ロボット産業に参入する動きを見せている。深センの電気製品メーカー「奮達科技(フェンダー・テクノロジー)」は清華大学と共同技術開発の契約を交わした。アップルのサプライヤー「藍思科技(レンズ・テクノロジー)」や大連の「豪森智能製造」などが人型ロボットのプロジェクトを立ち上げている。
最近では人型ロボットの量産準備や新製品の公開、モジュールの大型更新などのイベント、関連産業チェーンによる部品の性能とコストパフォーマンスの上昇を積極的に推し進めており、人型ロボットの産業化へのスピードが加速している。
人型ロボットへの投資について、万聯証券のハイエンド装備業界チーフアナリストの蔡梓林(ツァイ・ズーリン)氏は、「今年は人型ロボットの商業的量産化元年になる可能性がある。人型ロボットに部品が多く使われる優良な中国メーカーの恩恵も含めて注目した方がいい」と述べた。華龍証券の機械業界アナリストの邢甜(シン・ティエン)氏は、「人型ロボット産業は黄金周期に入っている。今年の投資の主軸になるだろう」と述べた。中信建投証券の機械業界チーフアナリストの呂娟(リュー・ジュエン)氏と中国銀河証券の機械業界チーフアナリストの魯佩(ルー・ペイ)氏は「センサーや減速器、スマートロボットハンドのような関連領域の企業まで包括的に注目した方がいい」と述べた。(翻訳・編集/原邦之)
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