「ウルトラマン」に似た漢代の陶俑がネットで人気―中国

CRI online    2025年3月27日(木) 13時50分

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「ウルトラマン」に似た漢代の陶俑が中国のネット上で人気となっています。

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中国西部の四川省にある南充市博物館2階の嘉陵長歌展示室に展示されているユニークな造形の漢代(紀元前202~220年)の陶俑(兵士・召使・芸人などの人物や動物の姿を模した陶製の副葬品)が、先ごろからSNSで予想外の人気を集めています。その頭部が日本の有名なアニメキャラクター「ウルトラマン」に似ているため、多くの人々がわざわざ子ども連れで訪れています。

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博物館の関係者によりますと、これは陶俑が入っている高床式建築の陶製模型の文化財です。この陶俑は表情が生き生きとしていて、ユニークな冠帽をかぶり、その誇張された眉と目の輪郭は確かに「ウルトラマン」に似ています。 


さらに注目すべきは、陶俑とセットで展示されている高床式建築の陶製模型は4本の柱で天井を支える構造を採用し、上部に板を敷いて居間を構成し、漢の時代に西南地区にあった典型的な民家の形式を生き生きと再現している点です。

こうした高床式建築は当時非常に実用的で、地面の湿気や虫、アリを効果的に遮断することができます。文化財のセットは造形が独特であるだけでなく、漢代の建築技術や社会生活、葬儀習慣を研究するために重要な実物の参考を提供するものです。(提供/CRI

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