「教育学校」に入った14歳少年、10日後に死亡―中国

Record China    2025年3月27日(木) 13時0分

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中国・湖南省株洲市で「教育学校」に入った14歳の少年が10日後に死亡する事件が起きた。

中国・湖南省株洲市で「教育学校」に入った14歳の少年が10日後に死亡する事件が起きた。中国メディアの新黄河などが伝えた。

少年の父親の周(ジョウ)さんによると、少年はいたずらなど悪さをすることがあり、普段はよく外で遊んでいたが、今年に入り「学校に行きたくない」と言って不登校になっていた。また、他人の車から物を盗んだ疑いがかけられていたため、不良少年の更生を目的とした「教育学校」に送られ、半年間の教育を受けることになっていたという。

入学後、教育学校からは「すべて問題ない」と伝えられていたそうだが、今月22日に「息子さんは救命処置を受けている」という連絡を受けた。少年は周さんらが病院に到着する前に死亡が確認された。少年の体には多数の傷跡があり、暴行や虐待を受けた可能性が浮上。警察は捜査の後、教育学校の5人の教官を暴行の疑いで拘束、監視カメラの映像を基にさらに詳しい調べを進めているという。

中国のネットユーザーからは「子どもの教育を安易に他人に任せた結果だ」「自分で教育し切れず、他人の元へ送って殴り殺された」「教育学校って何だよ。ネット中毒を治す施設のような地獄のことか?」「今この時代にこんな学校がまだ存在するとは」「学校に行きたくないのは心理的な問題なのに、親が教育学校に入れてしまうとは。こういう学校の職員は“やから”」「こういう学校は子どもが大人しくなるまで殴る。他人の子どもだから死ぬかどうかなんて気にしない」といったコメントが寄せられた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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