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台湾メディアの中時新聞網は23日付記事で、「台湾はまだ次のTSMCを生み出せるか」との声に対する元立法委員の郭正亮氏の見解を紹介した。
台湾メディアの中時新聞網は23日付記事で、「台湾はまだ次のTSMCを生み出せるか」との声に対する元立法委員の郭正亮(グオ・ジョンリアン)氏の見解を紹介した。
記事によると、世界最大の半導体受託製造企業である台湾積体電路製造(TSMC)が米国での半導体製造事業に1000億ドル(約15兆円)を追加投資し、三つの製造工場、二つのパッケージング施設、一つの研究開発センターを建設することを受け、ネット上には「台湾はまだ次のTSMCを生み出せるか」との声が上がった。
これについて、郭氏は政治討論番組で、「残念ながら、台湾が今日まで発展してきた中で世界トップクラスの実力を持つのは半導体だけだ。他の産業の生産額はそれほど大きくない」とし、「難しい。もうおしまいだ。(今)台湾にできるのは他人について行くことだけだ」と語った。
郭氏は、TSMCの半導体産業と比べられるのはインターネット産業と人工知能(AI)産業だけだとし、「インターネット時代はその始まりから世界的な競争は米国と中国との間で繰り広げられてきた。AIの世界で競争しているのも米国と中国だけだ」と指摘。中国のAI開発新興企業、深度求索(ディープシーク)の創業者で今年40歳の梁文鋒(リアン・ウェンフォン)氏のような若さの人は台湾には一人もいないとし、「よって台湾に第二のTSMCが現れるのは難しいだろう」と語った。(翻訳・編集/柳川)
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