中国の俳優チョン・イー（成毅）が時代劇ドラマに一区切りをつけ、最新作の現代ドラマ「指間生長」が今春クランクインすると報じられた。

「指間生長」は1990年代に大学の電子工学科で学ぶ3人の男子大学生が主人公。アナログから5Gへとめざましく発展する通信業界を背景に、挫折と成功を繰り返して共に成長し、国家ブランドへと飛躍する過程を追ったサクセスストーリーと紹介されている。

チョン・イーは2023年のヒット作となった武侠時代劇「蓮花楼」に続き、現在は3作の主演ドラマが配信待機中。そのうち「狐妖小紅娘之王権富貴」はファンタジー作品だが、「英雄志」と「赴山海」は武侠ドラマで、いずれも時代劇作品となる。

最新作では時代劇を飛び出し、イメチェンを図るとみられていたが、4月末から5月上旬に広東省深セン市でクランクイン予定の「指間生長」への出演が有力視されている。また、「指間生長」の微博（ウェイボー）公式アカウントがこのほど、チョン・イーのアカウントのフォローを開始したことも、出演へ向けた動きと捉えられている。

「指間生長」ではチョン・イーのほか、俳優チャン・シンチョン（張新成）とハン・ドンジュン（韓東君）の名前が報じられているほか、女優ではタン・ソンユン（譚松韻）、チャオ・ジンマイ（趙今麦）ら複数の名前が候補として挙がっている。（Mathilda）