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ビザ免除で武漢を訪れた外国人観光客は160%増だった。
美しい桜を眺めたいと思うのは、中国各地からの観光客だけではない。飛行機に乗って湖北省武漢市を訪れる海外からの観光客も少なくない。湖北日報が伝えた。
武漢出入境・国境検査所によると、3月1~17日に武漢天河国際空港の国境検査所を通って中国に出入国した外国人は前年同期比23.83%増の延べ1万1600人に達し、主に韓国、マレーシア、シンガポール、米国、日本からだった。そのうちビザを免除されて入国した人は同158.83%増で延べ4200人に達した。これらの旅行者の入国目的の60%以上が観光だ。
2024年12月17日、中国はトランジットビザ免除政策を全面的に緩和・最適化し、ビザ免除の外国人が滞在できる期間を従来の72時間(3日間)または144時間(6日間)から240時間(10日間)に延長した。同時に、外国人が中国で滞在・活動できる地域をさらに拡大し、トランジットビザ免除の通関地を新たに21カ所追加した。
カナダのネットユーザーのブルース・ツイさんが17日、SNSのXに「(武漢の)光谷大道の高架道路から車で東湖桜花園に向かったが、『黒山の人だかり』という感覚を身をもって体験した」と投稿した。
観光客を引き寄せるのは桜だけではない。マレーシアの100人からなる大規模花見ツアーが9日に武漢天河国際空港に到着した。7日間のツアー中、一行は湖北省内にある観光スポットの神農架、武当山、古隆中、黄鶴楼などを次々に訪れた。ツアー責任者の謝承傑(シエ・チョンジエ)さんは、「武漢を離れる前、ツアーのメンバーから『武漢を見終わっていない、絶対にまた来たい』という声が多く上がった。私たちは今年、マレーシアで湖北省と武漢の観光ルートを積極的にPRし、9月からツアーを続々と催行する予定だ」と話した。
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