観光客を失った韓国・済州島、5つ星ホテルも続々値下げ=韓国ネット「行きたくない」「反省するべき」

Record Korea    2025年3月19日(水) 11時0分

拡大

18日、韓国メディア・韓国経済は「済州島旅行の需要落ち込みが深刻化しているのを受け、五つ星ホテルが大幅値下げなど宿泊客獲得に向けたプロモーションを展開し始めた」と伝えた。写真は済州島。

2025年3月18日、韓国メディア・韓国経済は「済州(チェジュ)島旅行の需要落ち込みが深刻化しているのを受け、五つ星ホテルが大幅値下げなど宿泊客獲得に向けたプロモーションを展開し始めた」と伝えた。

済州特別自治道観光協会の資料によると、3月1~16日に済州島を訪れた人は累計43万5798人で、前年同期比14.3%減少した。このうち韓国人は37万2816人で前年比15.4%減、外国人は6万2982人で7.6%減。コロナ禍前の19年と比べると26.1%の減少で、20年以来の少なさとなっている。

韓国では3月が新学期シーズンのため、繁忙期と比べると家族旅行客の数が大幅に落ち込む。それを菜の花や桜を見に訪れる春の行楽客がカバーしてきた。しかし、最近は「国内旅行は費用がかかる」という認識が広がり、済州島を避けて日本や中国、ベトナムなど近距離の海外旅行を選ぶ人が増えている。

こうした状況を受け、島内の五つ星級ホテルが一斉に値下げを行う雰囲気だという。宿泊予約サイト(OTA)を見ると、3月中旬は週半ば、週末関係なく、ほとんどの五つ星クラスのホテルが1泊の料金を20万ウォン(約2万610円)台まで引き下げている。ヘビーチホテルアンドリゾート済州の関係者は「今年は単価が前年比6万~7万ウォンほど落ちている」と話す。グランドハイアット済州の場合、花見需要を見込んでスパ商品の値下げなどのプロモーションを準備。映画やドラマを見て韓国のスパに興味を持った外国人観光客もターゲットとしているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ぼったくりと不親切がはびこっているかぎり、二度と行きたいとは思わない。済州島は反省するべき」「行きたくないよ。韓国人旅行客をばかなカモだと思ってる」「マジで何もかも値段が高いし、不親切だし、観光地は中国人だらけだし、いいところが見当たらない。済州島に行くお金があったら東南アジアに行く方が100倍まし」「個人的には済州島より日本」「客室価格を下げても、プール利用料、朝食代は別途、とかやってたら高くなるよね」「済州島はどこに行っても中国人が多い。うるさくてイラッとする」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携