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日本が隠している真実?「名探偵コナン」が永遠に完結しない禁断の理由―中国メディア

Record China    2025年3月21日(金) 22時50分

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中国のポータルサイト・捜狐に「日本が隠している真実?『名探偵コナン』が永遠に完結しない禁断の理由」と題した記事が掲載された。写真は江戸川コナン。

中国のポータルサイト・捜狐にこのほど、「日本が隠している真実?『名探偵コナン』が永遠に完結しない禁断の理由」と題した記事が掲載された。

記事はまず、「江戸川コナンが幼児化した当時から夢中だった視聴者も、今では子どもが一人で買い物に行ける年齢になったというのに、肝心のコナンは未だに身長が1センチたりとも伸びていない。黒の組織が正体を現しそうになるたびに、原作者・青山剛昌氏はまるで手品のように新たな『黒幕』を登場させるため、視聴者は『またか』といら立ちつつも、結局夢中になってしまう。ただし、今や日本全体が『コナン経済』に縛られているため、この事態をすべて青山氏のせいにするのは筋違いだ」と指摘した。

続けて、「出版社、アニメ制作会社、グッズメーカー、テーマカフェ…。昨年の劇場版だけで100億円以上の興行収入を記録するほどの人気ぶりだ。もはや『名探偵コナン』という作品はお札を刷る機械と化してしまった。誰がこれを止めることができるというのだろうか。青山氏も今年で61歳。『物語を書ききることが目標』と口では言っているものの、行動は正直で終わらせる気配は全くない。何しろ『名探偵コナン』の世界で働いている人間の数は黒の組織の構成員よりも多いのだから」と説明した。

その上で、「もし本当に完結したら、アニメ、映画、観光業、グッズ販売など多岐にわたるビジネスに関わる多くの人が仕事を失うことになる。この責任を一体誰が負えるというのだろうか。また、われわれファンも複雑な気持ちである。口では『20年以上も経ってるのに黒の組織のボスの本名すら分からない!』と文句を言うが、新作映画が公開されれば結局は初日のチケット争奪戦に参加してしまう」と言及した。

さらに、「劇場版で安室透がカーチェイスを繰り広げたシーンでは、観客の歓声で映画館の屋根が吹き飛びそうだった。いざ『完結する』となれば、禁断症状を起こす者がファンが続出するに違いない。今の状況は、20年間も追い続けている連続ドラマのようなものだ。脚本家は放送しながらストーリーを考え、スポンサーたちは札束を握りしめて続編を催促している。赤井秀一と安室の対決はどんどん白熱しているものの、いざ本筋に入るかと思えば、また日常の事件へと逸れてしまう」とした。

そして、「いっそのこと、黒の組織はAPTX4869を健康食品として販売する商売に切り替えたらどうだろうか?この持続力なら確実にもうかるはずだ。結局のところ『名探偵コナン』が完結するかどうかは、この作品の経済力がいつ衰えるかにかかっている。劇場版やコラボ商品の売上が落ち込んだ時、青山氏はようやく最終回を描くことができるだろう。ただし、この状況を見ていると、われわれの孫世代が『名探偵コナン』を追い続けるどころか、ひ孫世代のファンが『早く続きが読みたい!』と催促する光景まで目にすることになるかもしれない」とやゆした。

その一方で、「とはいえ、毎日『名探偵コナン』とともに過ごす日々も悪くはない。まるで、20年間通い続けたなじみの居酒屋のようなものだ。メニューに大きな変化はないが、扉を開けると安心できる。いざ最終回を迎えたら、これまで文句を言いながらも追い続けたストーリーや、突拍子もないトリックの数々が、かけがえのない思い出になってしまうのかもしれない」とも述べた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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