2014年10月1日、香港・大公報（電子版）は、日本の卓球女子日本代表、福原愛の中国での人気の理由を分析し「たまご型のかわいい顔、天真爛漫な笑顔、爽やかで明るい性格に、中国の卓球ファンはたちまちとりこになった」と伝えた。

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韓国で開催中の仁川アジア大会で、福原は記者やファンの注目の的だ。中国東北なまりの流ちょうな中国語を操り、中国メディアの記者との交流はまったく問題がない。時には記者会見の通訳を引き受たりもする。たまご型のかわいい顔、天真爛漫な笑顔、爽やかで明るい性格に、中国の卓球ファンはたちまちとりこになり、中国で一番人気のある卓球選手になった。試合のたびに福原の行くところには人だかりができ、中国人記者は自国選手を放り出して駆けつけたりする。きっと福原は中国の代表より親しみやすく、書くべき物語も多いからだろう。

福原は技術的には世界一とはいえないが、ずっと卓球への情熱を保ち続けている。テクニックを磨くために幼いころから中国へ練習に行き、学業と競技の両立も怠らない。小柄で身体的にも不利だが、世界一流になる夢を捨てていない。かわいい表情が試合では一転、勝負師の顔となる。今回世界ランク2位の中国・丁寧（ディン・ニン）から金星をあげたことは、16年のリオデジャネイロ五輪に向けた弾みになるだろう。（翻訳・編集/AA）