2025年3月14日、韓国メディア・韓国経済は「韓国の焼酎類の年間輸出が初めて2億ドル（約297億円）を達成した」と伝えた。

関税庁によると、昨年の一般・フルーツ焼酎を含む焼酎類輸出は前年比3．9％増の2億ドルで,過去最高を記録した。

物量ベースでは前年比4．2％増の12万4000トンで、やはり過去最高だった。360ミリリットルのボトルで約3億4000万本に迫る。品目別では一般焼酎が51．9％、フルーツ焼酎など混成酒が48．1％となっている。

輸出先は計95カ国で、輸出額の比率は米国（24．3％）、中国（19．9％）、日本（19．2％）など。日本はフルーツ焼酎、中国は一般焼酎が主に人気だという。

記事は「飲みやすい酒が世界で流行し、韓国の良質の焼酎が人気となっている」「世界的に韓国大衆文化とグルメが愛されるようになり、焼酎など飲酒文化にも関心が集まった影響が大きい」と分析している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国の食品が海外にたくさん輸出されるといいね。誇らしい気分だ」という声も寄せられているが、「正直なところ、韓国の焼酎は世界に誇れるようなものではないよ」「韓国の焼酎ほど酒とは言えない酒は世界に類を見ない。甘味料、香料で消費者をだましている」「良質の酒？（笑）」「韓国の焼酎が良質だなんて初めて聞いた」「それだけ韓国人が海外に行って焼酎を飲んでるってことだろう」など、冷ややかな反応が多く見られた。（翻訳・編集/麻江）