中国造船業、わずか20年で世界の主導者に―香港メディア

Record China    2025年3月15日(土) 6時0分

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13日、香港メディア・香港01は、中国の造船業がわずか20年で世界のトップに立ったと報じた。写真は中国の造船場。

2025年3月13日、香港メディア・香港01は、中国の造船業がわずか20年で世界のトップに立ったと報じた。

記事は、米国の戦略国際問題研究所(CSIS)が3月11日に発表した報告書によると、わずか20年で、中国は世界の造船業のリーダーとなり、世界の商用造船市場の半分以上を占るに至った一方で、米国の市場シェアはわずか0.1%にまで低下したと紹介。昨年中国のある造船企業が建造した商船のトン数だけで、米国の造船業が第2次世界大戦終結以来建造した船舶の総トン数を超えると伝えた。

また、中国は海軍の艦艇の規模も拡大しており、CSISの昨年の評価によると現在中国は234隻の軍艦を保有し、米海軍の219隻を上回ると指摘。報告書が「中国の造船業の優位性は米国の経済と国家安全保障にリスクをもたらす」との認識を示したと報じている。

記事は、トランプ米大統領が先週連邦議会に対し、商用および軍用船舶を含む米国の造船業を「再建」し、ホワイトハウスに新しい造船事務所を設立する意向を示したと紹介。米国の4大労働組合の委員長が先月、トランプ大統領に対して自国の造船業の発展を推進し、この分野でますます優位性を増す中国に対して関税やその他の「厳しい罰則」を科するよう求めていたことを伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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