「デジタル」と「スマート」が中国物流の新たな象徴に―中国メディア

人民網日本語版    2025年3月3日(月) 10時30分

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「デジタル」と「スマート」が中国物流の新たな象徴になっている。

中国物流・調達連合会は2月27日、浙江省湖州市で開催された「物流技術大会2025」で、「中国物流技術発展報告2024」を正式に発表した。報告書によると、中国の物流業界は近年急速に発展し、物流技術・装備の分野でも大きなチャンスが到来している。特に、低空経済(低空域飛行活動による経済形態)と物流技術、生成AI、大規模AIモデル技術が今年の物流業界における注目の技術となっている。

報告書によると、過去10年間で、中国の社会物流総額は14年の213兆5000億元(約4270兆円)から24年には360兆元(約7200兆円)超にまで増え、長年にわたり世界最大の物流市場の地位を維持してきた。この過程で鍵を握る役割を果たしたのが物流技術と装備の革新的な発展だ。特に近年、中国の物流技術の革新レベルは不断に高まっており、自動搬送車、ロボット、自動化倉庫などのスマート設備が次第に普及。無人倉庫、ドローン、無人配送車、スマート管理システムが業界の標準装備となりつつある。

報告書はまた、「年間物流ホットテクノロジー」として、低空経済と物流技術、生成AIと大規模AIモデル技術、5G技術、北斗技術などを挙げた。そのうち低空経済と物流技術については、新たな輸送空域を切り開き、物流の効率をさらに高め、立体的で多様なものにするとした。また、生成AIと大規模AIモデル技術については、物流の意思決定をスマートにサポートし、物流をさらにスマート化・精密化されたものにすると指摘した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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