中国バスケ選手が「絶望」、練習中にチームメイトの指が目に入り結膜損傷、40針以上縫う

Record China    2025年2月19日(水) 11時0分

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中国プロバスケットボールリーグ(CBA)の広州龍獅籃球倶楽部に所属する郭艾倫が練習中に目を負傷した。

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中国プロバスケットボールリーグ(CBA)の広州龍獅籃球倶楽部に所属する郭艾倫(グオ・アイルン)が練習中に目を負傷した。中国メディアの新晩報が報じた。

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記事によると、17日に行われた練習中にチームメイトの指が郭の右目に入り出血。郭は18日に自身のSNSアカウントに右目から流血する痛々しい写真をアップし、「失明するかどうか分からないが、そうなったら生きていけない。おそらくバスケットボールはできなくなるだろう。今回は戻ってこられるか分からない。相手のおかしな動きによって私の一生が駄目にされた。本当に絶望し、怒りを覚える」とつづった。

また、右目に包帯を当てた姿で撮影した動画の中で、「もう二度とバスケットボールができなくなった。昨日、私は人生の中で最も恐ろしく、絶望した瞬間を体験した。相手の指が目に刺さった瞬間、『終わった。失明した』と思った。激痛にもがき苦しんだ。もし失明したらどうやって生きていけばいいのか。死んだ方がマシだと思った。絶対に生きていけない。病院に運ばれる時の恐怖は、体験した人にしか分からない」と当時の心境を明かした。


さらに、「病院では何も見えなかった。診断の結果、結膜が破れていると言われた。目の中を40針余り縫った。1時間以上かかった。麻酔がかけられていたが全身麻酔ではなかった。一針一針痛みを感じた。1時間耐え続けた。私は今、本当に本当に怒っている。彼のあの動作、まったくもってバスケットボールの動きではない動作で、一生が台無しにされるところだった。目がどの程度回復するか分からない。失明するか、バスケを続けられるかも分からない。本当に怒っている。私がしてきた努力はすべて無駄になった」と語った。

チームは18日夜に声明を発表し、「クラブは郭艾倫の負傷を深く悲しみ、緊急対応策を発動した。すぐに中山大学中山眼科センターの国内トップの眼科専門家と連携し、手術を実施。郭艾倫が最高の治療を受けられるよう全力を尽くした。今後もクラブは郭艾倫の回復を全力でサポートしていく」と表明した。

また、「練習中の事故は誰も望まないことだ。ファンの皆さまの郭艾倫への愛情は理解しているが、バスケットボールという競技の特性を尊重し、過度な憶測を控えてほしい」と呼び掛けた上で、「今回の事故を振り返り、今後の練習の安全管理体制を強化する。今は何よりも団結が必要な時。郭艾倫はファミリーの一員であり、私たちは全員、彼と共にいる」とした。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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