anomado 2025年2月14日(金) 10時0分
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中国で1月に公開されたアニメ映画「哪吒之魔童閙海」が、アジア映画初の快挙となる「世界歴代映画興収ランキング」19位にランクインしたと伝えられた。
中国で2025年の旧正月の元日(1月29日)に劇場公開されて以来、驚異的な勢いで興行収入を伸ばしてきたアニメ映画「哪吒之魔童閙海」。2月13日時点で13億3800万ドル(約2064億円)の興収で「ハリー・ポッターと死の秘宝」を抑え、アジア映画初の快挙となる「世界歴代映画興収ランキング」19位にランクインしたと伝えられた。
2月7日午後9時時点で67億9200万元(約1438億円)の興収で単一市場における世界歴代興収ランキングのトップに躍り出た本作は、現在も1日数億元規模で伸び続け、最終興収の予測では8日の110億元(約2330億円)から10日の142億元(約3007億円)へと大幅に上方修正している。
最近は海外進出も相次ぎ決まり、13日のオセアニア、14日の北米上陸を皮切りに、東南アジア、中東、アフリカ進出も予定され、興収がさらに伸びると見込まれている。
映画の快進撃を受け、中国のSNS・微博(ウェイボー)では「最終興収は世界ランキング何位になる?」のアンケートが行われ、「10位以内」に回答が最も集中し、作品への自信が示された。
また最近は、80後(1980年代生まれ)監督の「餃子」氏をめぐる話題もネットでにぎわいを見せ、医学院生からアニメ監督に転身した珍しい経歴や興収を祝う直筆のキャラクターポスターなどの投稿で、連日熱い議論を呼んだ。映画の好成績で同氏は、チェン・カイコー(陳凱歌)監督とチャン・イーモウ(張芸謀)監督を下し、中国歴代興収ベスト3の監督に急進する快挙を見せた。現在の勢いで2位のツイ・ハーク(徐克)監督、1位のチェン・スーチェン(陳思誠)監督を追い越すとの観測も出回り、今最も注目される人物となった。(翻訳・編集/RR)
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