中国は2024年に記録的な量の風力・太陽光発電を構築、他のすべての国を圧倒ー英メディア

Record China    2025年2月6日(木) 10時0分

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英国メディアのインディペンデントはこのほど、「中国は2024年に記録的な量の風力・太陽光発電を構築」とする記事を掲載した。資料写真。

英国メディアのインディペンデントはこのほど、「中国は2024年に記録的な量の風力・太陽光発電を構築」とする記事を掲載した。

中国メディアの参考消息が要約して伝えたところによると、記事はまず、「中国は昨年、再生可能エネルギーの構築を急ピッチで進め、これまで以上に多くの風力発電と太陽光発電を導入し、他のすべての国を圧倒し続けている」と伝えた。

記事によると、中国の24年末時点の太陽光発電と風力発電の設備容量はそれぞれ23年末時点より45%と18%増加し、新規導入容量は計約357ギガワットで、これは1年間でフルサイズの原子力発電所357基を建設するのに匹敵する。

気候変動解決策を検討・評価する団体「プロジェクト・ドローダウン」の上級政策顧問ダニエル・ジャスパー氏によると、中国は再生可能エネルギーの急速な発展がエネルギーと気候の安全保障に不可欠であることを少なくとも部分的には認識している。ワシントンでの最近の政権交代を考えると、中国は今やエネルギー転換で世界をリードする態勢が整っている。

中国はクリーンエネルギーを大量に生産し使用しているだけでなく、それを製造する機器の世界で最も重要な輸出国でもある。国際エネルギー機関(IEA)によると、中国はバッテリー、ソーラーパネル、風力タービン、さらに水素燃料の製造に使用される電解装置のトップサプライヤーだ。

中国の製造業の巨大な規模により、太陽光や風力のコストが下がり、今ではほとんどの場合、化石燃料よりも安価な発電方法となっている。他方、米国のクリーンエネルギー業界は、トランプ大統領が風力エネルギープロジェクトのリースと許可を一時停止し、アラスカでの石油・ガスの掘削と採掘を承認したことで逆風に直面している。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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