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済南市内の農業ハイテクモデルパーク内にあるコチョウランの生産基地では春節期間に200万鉢余りを販売し、売上高は4000万元を超える見込みです。写真はコチョウラン。
中国人にとって1年で最も重要な祝日である春節(旧正月、今年は1月29日)が近づき、春節ムードが高まる中、さまざまな種類の色とりどりの「年宵花(主に春節を迎えるために販売される花)」が市場に大量に出回り、消費者の需要を満たしています。
山東省済寧市兗州区興隆荘街道の花卉(かき)市場では、人々が花々の海の中を行き交い、お気に入りの花を選んでいます。中でもコチョウランが多くの消費者に人気の選択肢となっています。栽培業者の左鉄生さんによりますと、今年は40〜50品種、計約10万鉢を用意しているそうで、省内の顧客が中心ですが、北京市や上海市、甘粛省蘭州市、陝西省西安市にもたくさん出荷しているとのことです。
済南市内の農業ハイテクモデルパーク内にあるコチョウランの生産基地では、新品種の育成から花の販売に至るまでの「全産業チェーン」が形成されています。春節期間に200万鉢余りを販売し、売上高は4000万元(約8億4000万円)を超える見込みです。
河南省周口市太康県の花卉市場では、さまざまな美しい年宵花が並び、消費者の関心を引いています。特にコチョウランやツツジ、ブッシュカン、レモン、キンカンなどが人気です。
甘粛省蘭州市の蘭州新区にある切り花用バラの栽培基地では、毎日30万本余りの新鮮なバラを全国各地に出荷しています。作業員らは、収穫したばかりのバラの剪定(せんてい)・分別・梱包作業を急ピッチで進めています。特に赤系のバラやロウバイ、銀柳などの切り花のオンライン売り上げが伸びているそうです。
蘭州新区の花卉基地で働く王梓洋さんによりますと、年宵花のオンライン販売は順調に伸びていて、売り上げは1月初めは1日3万元(約63万円)余りでしたが現在は5万元(約105万円)余りとのことです。(提供/CRI)
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