中国では2024年にアーバン・リニューアルプロジェクトが6万件以上実施され、投資額は約2兆9000億元（約61兆円）に達した。この中には、都市の老朽化した団地の改造、機能が整ったコミュニティーの建設、歴史・文化の保護など複数タイプのプロジェクトが含まれていたことが、住宅・都市農村建設部への取材で分かった。

それだけではない。地級市（省と県の中間にある行政単位）以上の297都市が全面的な「都市の健康診断」を実施したと同時に、各地で多様化したアーバン・リニューアルに向けた投融資メカニズムの革新が行われ、12省が特別基金を設立して奨励金・補助金の支給や融資利子補助を行い、28都市がアーバン・リニューアル基金を設立し、資金の規模は総額4550億元に達した。各地は政府と企業の協力、フランチャイズ経営、企業による請負、自主的なリニューアルなどを通じて、社会資本投資を呼び込んだ。（提供/人民網日本語版・編集/KS）