上海に2025年1隻目のクルーズ船が寄港

人民網日本語版    2025年1月10日(金) 19時30分

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上海に2025年1隻目のクルーズ船が寄港した。

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国際高級クルーズ客船「シルバー・ドーン」が8日、上海に寄港した。2025年に入ってから上海にクルーズ客船が寄港するのはこれが初となり、米国英国オーストラリア、ドイツなどから来た乗客約400人が上海に到着した。乗客らは数日間にわたって、外灘(バンド)や陸家嘴、衡山路・復興路歴史文化風貌区といった上海の観光スポットを観光したり、磁気浮上式リニアモーターカーに乗ったりする予定だ。新華社が伝えた。

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英国人観光客のジョアン・ヒューズさんは上海到着後、「私は今どこにいると思う?」と書いたポストカードを夫と娘宛に送っていた。そして、「きれいで、整然としていて、街路樹がよく茂っているというのが第一印象」と話した。

上海の文化観光当局は同日、北外灘観光リゾート問い合わせサービスセンターで盛大なレセプションを開催した。約1200平方メートルのホールでは、賑やかな獅子舞いや武術パフォーマンス、美しい上海風の香囊、しんこ細工、切り紙、茶芸といった無形文化遺産が紹介され、外国人観光客の注目を集めていた。その他、サービスセンターでは文化旅行案内、両替、通信カード手続き、ポストカード投函といったサービスも提供した。


上海市文化・観光局によると、2024年、上海を訪問したインバウンド客は延べ600万人以上で、中国を訪問する外国人観光客がまず立ち寄る場所になりつつある。クルーズ旅行はインバウンド市場において重要な位置を占め、24年に上海に寄港した国際クルーズ船は延べ247隻、上海市が受け入れたクルーズ船乗客は延べ137万5900人だった。うち、上海を母港とするクルーズ船が延べ231隻で、受け入れた乗客は延べ134万500人だった。その他のクルーズ船は延べ16隻で、受け入れた乗客は延べ3万5400人だった。


オーストラリア人観光客のベン・ホワイトさんは約12年前に初めて上海を訪問し、おいしいグルメや精巧に作られた歴史ある建物が印象深かったため、またクルーズ船で上海に来ることにしたという。ホワイトさんは「12年前は、対岸の上海中心大厦(上海タワー)は建設中だった。当時と比べると、上海は激変した」と気分を高揚させながら話した。

上海市文化・観光局の関係責任者によると、上海は今後もさらに多くの外国人観光客に上海を訪れ、中国を観光してもらうため、世界的に魅力あるインバウンド商品体系、外国人観光客にとって便利なサービス体系を構築していくという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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