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卓球男子中国代表で世界ランキング6位の樊振東(ファン・ジェンドン)(27)が世界ランキングからの脱退を表明した。
卓球男子中国代表で世界ランキング6位の樊振東(ファン・ジェンドン)(27)が世界ランキングからの脱退を表明した。
ファンは27日に中国のSNS・微博(ウェイボー)アカウントで「“I remember it all too well(よく覚えている)”。5月に(SNSで)“Last dance”と書いた時、すでにパリが自分にとって最後の五輪になるだろうと予想していたので、国のために全力で戦った。五輪の任務を無事達成した後、メンタル的に大きな消耗があったため、(中国の)全国運動会への参加以外、未来のキャリアについて計画していない。最近、WTTは大会に出場しない場合、罰金を科すという新しい規則を発表した。個人的には耐えられないが、国際組織を尊重する。そのため、現在のところ世界ランキングから脱退する選択しかできない。国際卓球連盟と中国卓球協会の要求通り、今週すでに(脱退の)報告書を提出した」と説明した。
また、「私は私であり、引退はせず、より多くの異なる試合に参加するよう引き続き努力する。“Never stop chasing my wildest dreams(自分の一番大きな夢を追いかけることを決してやめない)”。卓球は子ども、少年、青年時代の栄光の勲章であり、スポーツへの無限の愛は一生を満たしていくだろう。卓球から離れることはないし、スポーツから離れることはない。“It's time to try defying gravity(限界突破に挑戦する時だ)”」とつづった。
中国の卓球ファンからの間でも衝撃が広がっており、微博では関連ワードがトレンド1位に急上昇。ファンからは「彼の選択を尊重する」「国のために十数年奮闘してきた。お疲れさま」とねぎらう声や、「試合に出ないと罰金ってとんでもないルールだ」「無理やり脱退させられたも同然」「WTTはブラック組織か」などWTTへの批判の声が上がっている。
樊振東は24年のパリ五輪男子シングルスで金メダルを獲得し、男子史上6人目の大満貫(グランドスラム。五輪、世界選手権、ワールドカップで優勝)を達成した。長年、世界ランキング1位を守り続けるなど、エースとして中国を引っ張ってきた。(翻訳・編集/北田)
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