Record China 2024年12月15日(日) 23時0分
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9日、台湾の女性ファッション誌・Bella儂儂は、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」の四つの注目ポイント紹介した記事を掲載した。写真は鬼滅の刃。
2024年12月9日、台湾の女性ファッション誌・Bella儂儂は、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」の四つの注目ポイント紹介した記事を掲載した。
記事はまず、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」が25年に公開される予定だとし、「世界的に社会現象を巻き起こしたアニメ『鬼滅の刃』の結末が、ついに来年見られる。同作は『柱稽古編』の続編で、竈門炭治郎(かまどたんじろう)、嘴平伊之助(はしびらいのすけ)、我妻善逸(あがつまぜんいつ)をはじめとする鬼殺隊員が、鬼たちの本拠地『無限城』に転送され、緊迫した最終決戦を繰り広げる」と説明。同作の四つの注目ポイント紹介した。
記事は一つ目に「2020年代を代表する伝説的アニメ」であることを挙げ、「『鬼滅の刃』は連載期間わずか4年余り、アニメ放送開始から5年足らずの作品だが、間違いなく時代の記憶に残る傑作だ。20年代を象徴するアニメといっても過言ではない。少年漫画の熱血ストーリーを軸に、家族や友情の絆、無駄のないスピーディーなストーリー展開、そして惜しみなく描かれるシンプルで直感的な戦闘シーンが絶妙に組み合わさり、一躍ブームとなった。原作漫画は完結しているが、アニメは各シーズンが放送されるたびに話題になっている」と述べた。
二つ目に「何度も見返したくなる『柱稽古編』」を挙げ、「『鬼滅の刃』の完結に向けた『柱稽古編』は、今年6月に放送が終了している。この章は、鬼殺隊員たちが鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)との最終決戦に備えるために厳しい訓練を行う物語。原作ではわずか9話分の内容だったが、アニメでは見どころのあるオリジナルのシーンが多く追加された。たとえば冒頭で風柱と蛇柱が鬼を追撃する迫力ある戦闘シーンや、音柱の訓練が原作ではわずか6コマだったのに対し、アニメでは丸々1話分の内容に拡張された。また、産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)と無惨が対面するシーンや、無限城への突入に至る展開は、何度も繰り返し見たくなるほどの熱量が込められている。これらの丁寧な改変により、『柱稽古編』は単なるの繋ぎの章にとどまらず、深い印象を残すものとなった」と評した。
三つ目は「スクリーンで迎える壮大な結末」だとし、「前劇場版の『無限列車編』はコロナ禍の中、劇場版として驚異的な成功を収めた。日本では約400億円の興行収入を記録し、日本映画史上最高の売り上げを達成。台湾でも6億台湾ドル(約27億円)を超え、日本映画として歴代最高の興行収入を記録した。今回の『無限城編』は同作のシリーズ最終章であり、その注目度はさらに高まると予想される」とした。
四つ目は「3部作での完結」だとし、「『鬼滅の刃』の最終章は壮大なエンディングにふさわしい劇場版3部作として制作される。原作では約70話にわたり『無限城編』の最終決戦が描かれたが、劇場版では1本の映画に20話以上を詰め込む必要がある。前劇場版の『無限列車編』で原作の12話分が映画化されただけでも濃厚だった。今回の3部作でも、一部のキャラクターの回想や過程が短縮される可能性が高く、スクリーン体験を最大限に活かすため、特に戦闘シーンに焦点を当てた構成になると考えられる。同作の公開はファンにとって待ちきれない瞬間となるだろう。最終決戦を壮大なスケールで描く劇場版3部作に期待が高まる」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)
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