中国・河北省張家口市のビリヤード店の店先で排泄した小犬を店員がキューで殴りつけたことに、ネットユーザーから擁護の声が相次いでいる。

中国の映像メディア・星視頻によると、27日、小犬の飼い主である女性が監視カメラの映像をSNSにアップして「うちの子がビリヤード店の前で粗相をしたら店員にキューで殴られた」と投稿。動画には、小犬が店の前でしゃがみ込んだところ店の中から男性店員が出てきて、持っていたキューで小犬の頭を殴りつける様子が映っていた。小犬はふらふらとその場に倒れた。

飼い主の女性は隣の店のオーナーとみられ、すぐに異変を察知して小犬の元に駆け寄ったが、ビリヤード店の店員は平然と店内に戻っていった。女性は「店の前で粗相をするのは確かに悪いことだけど、暴力ではなく話し合いで解決すべきではないか。他の店とは何か問題があっても話し合いで解決してきた」と怒りをにじませた。

一方、店員は「ほぼ毎日、店の前にフンがあり、誰がやったか分からなかったので店員が清掃していた。縄につながれていなかったので野良犬とみなしても構わないだろう。店先にフンをされては（商売上の）縁起が悪い」とし、警察に通報したことを明かした。

これについて、中国のネットユーザーからは「（店員は）よくやった」「殴るのは正しい」「殴っちゃだめなのか？初めてじゃないんだから、殴らないとまたやるだろう」「頭を一発たたいただけで（飼い主は）大げさ」といった声や、「放し飼いにしている飼い主が悪い」「リードにつながず、フンの処理もしないとか…」「（飼い主は）自分は悪いことをしてもいいが、相手は悪いことをするなってことか？」「こんな状況になって話し合いって。それまであんた（飼い主）は一体何をしてきたのか」「飼い主の頭をキューで殴るべきだな」といった声が上がった。

また、「私も犬を飼っているけど、本当に犬が好きならきちんと飼うべき。できないなら犬を不幸にするだけ」とのコメントも寄せられ、共感を集めている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) October 29, 2024