2025年配信予定の「大男主劇」は全滅か?名プロデューサーの大胆予言にネット大荒れ

anomado    2024年10月30日(水) 9時30分

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名プロデューサーのユー・ジョン氏がSNSで「仮編集の『大男主劇』を見てきたが、ヒットは難しい」と発言し、ネットが大荒れとなっている。写真は「大奉打更人」。

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男女カップルの関係性を描くラブロマンス系の時代劇が「数字が取れなくなった」とささやかれ、今「大男主劇(男性主人公のドラマ)」へのシフトが進められている中国のドラマ市場。このほど、名プロデューサーのユー・ジョン(于正)氏がSNSで「仮編集の『大男主劇』を見てきたが、ヒットは難しい」と発言し、ネットが大荒れとなっている。

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現在のところ、来年配信が期待されている「大男主劇」の中で筆頭に挙がるのが、ワン・ホーディー(王鶴棣)主演の「大奉打更人」。膨大な原作ファンを有する人気コンテンツで、プロデュースするのは「斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~」「贅婿[ぜいせい]~ムコ殿は天才策士~」などのヒット作を手がけた新麗伝媒(New Classics Media)。配信前にPUBG:BATTLEGROUNDS(ゲーム)とのコラボが発表されるなど、注目度と期待度の高い作品だが、最初に登場する「大男主劇」として風当たりは相当強いとみられている。

次に注目されている「大男主劇」はチョン・イー成毅)主演の「赴山海」。金庸と並ぶ武侠小説家、温瑞安の「神州奇侠」が原作で、チョン・イーが1人3役に挑む話題作品。タイムスリップや、主人公のドタバタ成長記など面白い設定、血が騒ぐアクションシーンなどが見どころとなり、「蓮花楼」に続く大ヒットが期待されている。

赴山海

3番目の「大男主劇」はレオ・ロー羅雲熙)の究極なイケメンぶりと華麗な造形にほれぼれ必至の「水龍吟」。制作に膨大な費用がかかったと伝えられているが、配信プラットフォームが芒果TV(マンゴーTV)である上、原作の知名度も低いことから大ヒットは期待できないとの見方もある。

水龍吟

4番目はシャオ・ジャン(肖戦)主演の「蔵海伝」。ファンタジー・アドベンチャー系のベストセラー、「盗墓筆記」にも登場する幻の人物、汪蔵海(シャオ・ジャン)の復讐(ふくしゅう)劇だが、策略と盗墓(墓荒らし)の内容も盛り込まれていて、視聴者の好奇心をくすぐる作品として注目されている。

蔵海伝

5番目はヤン・ヤン楊洋)主演の「凡人修仙伝」。同名小説の漫画アニメ化でも知られる人気作で、ヤン・ヤンのビジュアルや美しい身のこなしも好評が集まった一作。アニメ版の脚本家と武術監督がドラマ版の制作に加わると伝えられ、アニメと同クオリティーの仕上がりが期待されている。

凡人修仙伝

6番目はゴン・ジュン(龔俊)主演の「暗河伝」。「少年歌行」を筆頭とするシリーズアニメのスピンオフ作品で、ゴン・ジュンの顔面偏差値効果に撮影初日から大反響が寄せられた。ドラマ「少年歌行」の制作チームとゴン・ジュンとの相乗効果でヒットは間違いないと予想されている。

暗河伝

来年以降、果たしてユー・ジョン氏の全滅予言は的中するのか。「大男主劇」の実力と視聴者の目利きが試されている。(翻訳・編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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