月面探査機「嫦娥6号」月の裏側のサンプル採取の旅をスタート

CRI online    2024年5月4日(土) 20時20分

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中国の月面探査機「嫦娥6号」を搭載した運搬ロケット「長征5号遥8」が3日午後5時27分、文昌宇宙発射場から打ち上げられました。

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中国の月面探査機「嫦娥6号」を搭載した運搬ロケット「長征5号遥8」が3日午後5時27分、文昌宇宙発射場から打ち上げられました。「嫦娥6号」はその後、正確に月へ向かう軌道に入りました。「嫦娥6号」は世界で初めて月の裏側のサンプルを採取した後、地球に戻る予定で、事前に選択された着陸・サンプリングエリアは月の裏側の南極エイトケン盆地です。


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「嫦娥6号」は周回機・着陸機・上昇機・帰還機で構成されており、今後は地上からの計測制御と中継通信衛星「鵲橋2号」のサポートを受けて地球から月への移動、月近傍での制動、月周回飛行、着陸機の月面への降下・着陸などを経て、月の裏側の事前に選択されたエリアで月の表面の岩石と土壌のサンプルを採取すると同時に科学的な探査を行います。サンプルを収めた上昇機は月面を離れて月周回軌道に乗り、周回機とドッキング後、サンプルは上昇機から帰還機に移し替えられます。帰還器は月から地球への軌道に戻り、第二宇宙速度に近い速度で地球に接近し再突入するプロセスを経て、最終的に貴重な月のサンプルを地球に持ち帰ります。「嫦娥6号」の打ち上げから、サンプルを採取して帰還するまでのミッションは約53日が予定されています。(提供/CRI

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