メーデー連休の旅行市場の中心は若者、「00後」はどこへ行きたい?―中国

人民網日本語版    2024年5月1日(水) 13時30分

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メーデー連休が近づき、多くの人が旅行プランを練る時期になった。写真は河南省開封市。

メーデー(5月1日)連休が近づき、多くの人が旅行プランを練る時期になった。このほど北京で発表された報告書「夸克(クオーク)データ解読:2024年若者旅行の新トレンド」によると、今年第1四半期(1-3月)には、夸克の検索エンジンにおけるユーザーの旅行関連の検索ニーズが前年同期比で40%増加し、そのうち18~35歳の若い世代が75%を占めた。

多くのオンライン・トラベル・エージェント(OTA)のまとめたデータからも、大学生(18~22歳)をはじめとする00後(2000年代生まれ)の若年観光客が旅行市場の中心になったことがうかがえる。携程旅行網が提供した最新のデータを例にすると、今年のメーデー連休には00後の大学生の動きが引き続き活発で、旅行予約件数で00後の占める割合が前年同期比20%増の31%に達した。

携程のデータによると、淄博やハルビンから天水や開封まで、大連港東五街でフェリーを眺め、成都に行って「架空のディズニーランド」で遊ぶ。このようなネットで人気の観光都市はどこでも大学生の姿を見かける。今年のメーデー連休に00後の間で人気の旅行先は順に、重慶上海武漢、北京、南京、天津西安長沙、成都、青島となっている。

注目されるのは、これまでの旅行では観光スポットに行くことが重視されたのと異なり、今は興味・関心が若者の旅行に出かけるときの主な動機になったことだ。コンサート、音楽フェスティバル、漫画展などはどれも若者の「思い立ったが吉日」式旅行の理由になる。中国伝媒大学文化産業管理学院の熊海峰(シオン・ハイフォン)准教授によると、「音楽+旅行」「公演+旅行」「展示会+旅行」「競技イベント+旅行」など各種の融合型・新業態の文化娯楽旅行活動が、若者の旅行に出かける重要な理由になりつつあるという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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