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中国メディアの環球時報は20日、「中国の航空部門はC919後により一層の高みを目指す」とする香港英字メディア、サウスチャイナ・モーニング・ポストの19日付社説を取り上げた。
中国メディアの環球時報は20日、「中国の航空部門はC919後により一層の高みを目指す」とする香港英字メディア、サウスチャイナ・モーニング・ポストの19日付社説を取り上げた。
社説は副題として「中国初の国産旅客機の香港訪問は、同国の航空機製造産業の第一歩にすぎない」とした上で、「空の旅は国際的な宇宙探査に取って代わられて久しいが、先週末に中国初の国産旅客機が(香港の)ビクトリアハーバー上空を低空飛行したことは、完全独立自主の航空機産業を打ち立てるという偉大な国家的成果の一つの実現への進歩を示した」と伝えた。
社説は「これはナローボディー(単通路機)ジェット機C919が上海から北京までの初の商用飛行を完了してから6カ月後のことであり、世界の主力航空機である米国のボーイング737や欧州のエアバスA320のライバルの出現を示した。C919を製造した中国商用飛機(COMAC)は現在、国際市場での取引において大手2社の将来的な競争相手とみなされている」とした。
社説は「それは『中国の夢』実現の一部となるだろう。しかし、その多くは国内市場におけるC919の成績によって決まるため、注目されることになる」「中国の航空市場への浸透は徐々に進むと予想される」「中国は高速鉄道技術と同様に、航空機産業を段階的に拡大することを想定している」などとし、「中国は、最も密接かつ最も頻繁に接触している分野に段階的に進出し、最終的にはCOMACを世界の航空分野で第3の競争相手にすることを目指すだろう」とした。(翻訳・編集/柳川)
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