中国の古い絵画の世界にドラえもんが「タイムスリップ」―中国紙

Record China    2014年8月6日(水) 1時20分

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4日、中国で「タイムスリップしたドラえもん」の画像が人気を集めている。ドラえもんがどこでもドアを使って中国の古い絵画の世界に登場したのだ。

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2014年8月4日、中国では最近、「タイムスリップしたドラえもん」の画像が人気を集めている。日本の人気キャラクター・ドラえもんがどこでもドアを使って中国の古い絵画の世界に登場したのだ。古色豊かな画仙紙の水墨画の世界に、青いドラえもんやのび太などが姿を見せている。揚子晩報が伝えた。

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この「タイムスリップ」の絵は1980年代生まれの故宮博物院古書画修復士の王赫(ワン・ホー)さんによるものだ。今年5月に、もし「ドラえもん」が古い絵画の中に登場したらおもしろいだろうと考えついた王さんは、「ドラえもんとどこでもドア」の作品を描いた。

王赫さんによると、彼は宋代の無名作品を含めた名作の書画作品をベースに創作している。「ドラえもんと竹馬」の作品では、壮年の清の乾隆帝が野外で馬に乗って狩りをしている時、一人でクマに遭遇した場面を描いた清代の宮廷画家郎世寧の「乾隆皇帝殪熊図」に基づいている。

自主的で独立した芸術家を自称する王赫さんは、自分の意図はシンプルだとし、「深遠で分かりづらい古典芸術を人々の生活に近づけたい。そのためドラえもんというシンプルで直観的、代表的なイメージを通じてプラスのエネルギーを伝えたいと考えた」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)

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