台湾メディアの三立新聞網は12日、台湾人観光客の人気の目的地1位はやはり日本だったと報じた。

記事は、海外旅行が解禁されてから間もなく1年を迎える中、台湾の旅行サイトKKdayが昨年10月から今年9月第1週までの台湾人に人気の海外旅行先の統計を発表したとし、その結果、「日本が何の懸念もなく安定の1位を獲得した」と伝えた。

2位以下は、韓国、タイ、香港・マカオ、シンガポール、欧州、米国、フィリピン、オーストラリア、マレーシアだった。

KKdayによると、利用者のおよそ6割が日本旅行を検索しているといい、中でも人気なのは東京ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）が含まれるプラン。また、東京渋谷のSHIBUYA SKY（渋谷スカイ）の人気も急上昇中だという。

さらに、海外旅行解禁2年目には、航空便数の回復と共に日本の地方都市が台湾人観光客の人気目的地になると予想。現地の観光スポットや季節限定のイベントなどを押さえた旅行商品の開発に注力しているとのこと。

このほか、台湾の雄獅旅遊（ライオントラベル）は鉄道旅行に力を入れており、「台湾と日本の乗るべき観光列車10選」を選出するなどして、鉄道ファンの人気を集めているという。（翻訳・編集/北田）